看護×英語を仕事にしよう!

メディカルツーリズムで訪れる外国人に対応できる看護師が必要

需要が伸びているメディカルツーリズム

需要が伸びているメディカルツーリズム


大注目のメディカルツーリズム

メディカルツーリズムというのをご存知ですか?メディカルツーリズムとは、医療サービスを受けるために他国に訪れることで、別名では医療ツーリズムとも呼ばれています。日本は医療レベルが高く、外国人の患者を医療施設に呼び込む事業が国を挙げての成長産業として注目されているんですよ。自国では受けることのできない高いレベルの医療サービスを目的として訪れるだけではなく、美容整形などの美容を目的とした医療行為も範囲に含まれます。日本はレベルの高い医療技術に加え、ホスピタリティーの面でも諸外国から非常に高い評価を受けています。すでに外国人患者やその同伴者に対する医療滞在のためのビザ発行が実現されており、これからはメディカルツーリズムで日本に訪れる外国人患者が増加していくことになりそうです。
受け入れ態勢が整っている医療機関はまだ少ないですが、需要が高いので今後はどんどん増えていくことになるでしょう。日本政策投資銀行の発表したデータによると、2020年までに43万人の外国人患者を受け入れて、市場規模は5,500億円にもなるとのこと。

言葉の壁を突破するために

このメディカルツーリズム拡大を目指すうえで課題となっているのが、言葉の壁です。言語や文化の異なる相手に医療サービスを提供するためには、英語力を身につけた医療スタッフが必要です。そのため、すでに外国人の検診を専門に行う事業を開始している医療機関もあります。この外国人向け検診では、採血や血圧測定、身体測定、検査介助といった基本的な看護業務を行いますが、相手が外国人ということもあり、英語力に基づいた高い接遇スキルが必要となってきます。

ワークライフバランスを考える人へ

成長産業として期待されているメディカルツーリズムは今後急激な市場拡大が予想されており、新規事業展開が盛んに行われています。それに伴って英語力が備わった看護師の需要は急速に高まっていくでしょう。すでに、外国人向けの検診を目的とした医療機関において英語力のある看護師が多く求められています。病棟勤務とは異なるので残業が少なく夜勤はありませんし、基本的に土日はお休みです。そのため、ワークライフバランスを重視した働き方を実現したい看護師には非常におすすめですよ。特に子育てと仕事を両立したいという看護師にはいいのではないでしょうか。
2015年の段階では、外国人患者の内訳は中国が最も多く、その次は韓国でした。その後はアメリカ、フィリピンと続いています。そのため、英語ももちろんですが中国語や韓国語が話せる看護師も好待遇で働くことができるようですね。

英語力のある看護師に人気!